折坂悠太、不忍池の風景が交差していく「ハチス」MV公開
折坂悠太が、2年8カ月ぶり4作目となるアルバム『呪文』より「ハチス」のミュージックビデオを公開した。 【画像を見る】折坂悠太(Photo by Masato Yokoyama) 『呪文』は、コロナ禍の中で制作された内省的なコンセプトを持った前作『心理』と比べ、風通しの良いサウンドスケープ、日常を反芻し、今の現在地を見定めるような確かな眼差しを落とし込んだ内容の作品。アルバムでは、senoo ricky(ドラム)、宮田あずみ(コントラバス)、山内弘太(エレキギター)からなるバンドメンバーを中心に、折坂悠太(重奏)で共に活動してきたyatchi(ピアノ)・ハラナツコ(サックス)・宮坂遼太郎(パーカッション)、波多野敦子(ストリングス)らが参加。レコーディングとミックスを、角銅真実、NRQ、池間由布子、テニスコーツなどを手掛ける大城真が担当し、マスタリングはFrederic Staderが担当。収録曲は、BS-TBS 木曜ドラマ23『天狗の台所』主題歌の「人人」のほか、以前からライブ/フェスでも演奏してきた楽曲や、書き下ろしの新曲を含む全9曲となっている。 「ハチス」は本アルバム制作にあたり折坂が新たに書き下ろした楽曲で、ミュージックビデオの監督/制作は塩田正幸と浮舌大輔が手掛けた。実際に撮影した上野・不忍池と、CGで制作された不忍池の風景が、そこで起きた出来事を映しながら交錯していく。 また、アルバムリリースを記念して、全国8都市・9公演をまわるホールツアー「呪文ツアー」が9月18日より開催が決定。チケットは一般発売中となっている。 ◾️折坂悠太 コメント あつい日。想像の不忍池と、現実の不忍池を行ったり来たり。カーテンにぐるぐる巻きの子供みたいに、塩田さんと浮舌さんは大いに遊んだ。私もすごく嬉しくなった。息をしている(していた)誰かがいる。「表現」を隔てて、それを見つめる誰かがいる。夕方には溶け合って、少しだけせつなかった。 折坂悠太 <リリース情報> 折坂悠太 『呪文』 リリース中 =収録曲= 1. スペル 2. 夜香木 3. 人人 4. 凪 5. 信濃路 6. 努努 7. 正気 8. 無言 9. ハチス <ライブ情報> 折坂悠太「呪文ツアー」 9月18日(水)宮城公演・日立システムズホール仙台 シアターホール 9月20日(金)北海道公演・共済ホール 9月22日(日)大阪公演・サンケイホールブリーゼ 9月23日(月)岡山公演・おかやま未来ホール 10月6日(日)福岡公演・電気ビルみらいホール THANK YOU SOLD OUT! 10月7日(月)愛知公演・名古屋市青少年文化センター アートピアホール 10月9日(水)京都公演・ロームシアター京都 サウスホール 10月17日(木)東京公演・LINE CUBE SHIBUYA 10月18日(金)東京公演・LINE CUBE SHIBUYA 券種:全席指定 / 前売:¥6,500
Rolling Stone Japan 編集部