マイルCSの舞台となる京都競馬場(写真はイメージ、(c)netkeiba)

　土曜に続き、日曜も3場揃って良になるだろう。東京と京都は土曜夜に少し降る予報だが、馬場状態に大きな影響はない。まずは東京。芝は内外がほぼフラット。S～Mペースなら内＆前で運んだ馬に分がある。土曜は連対した14頭中12頭が3番人気以内だった。ダートは差し優勢。どちらかといえば外枠の好走が目立つ。 【動画】ブレイディヴェーグの距離短縮は歓迎？ マイルCSの出走全馬をプロが斬る 　続いて京都。芝は内側の悪化が目立ってきた。内回りはともかく、外回りはコース取りを考えた方が良さそう。ダートは展開一つで差しも決まる。 　最後に福島。芝は脚質の有利不利こそないが、直線は中～外に出した方が伸びる。先週とは一転してディープインパクト系が好調だった。ダートは引き続きストームキャット系とエーピーインディ系に注目したい。 【注目馬】 東京11R・ロードフォンス…気性面が成長して、力をフルに発揮できるようになってきた。外差し馬場の外枠をゲットしたので、昇級戦でも勝ち負けになっていい。 京都11R・チャリン…実績や走りを見る限り、少しパワーを要する芝はぴったり。展開を考えると、ある程度の位置で運べる中～外枠に分がありそうなので、アタマで買いたい。 福島11R・ナチュラルハイ…かなりペースが上がりそうなメンバー構成。58kgがカギだが、展開を味方につけての差し切りを期待したい。