メタボリックシンドローム課題の宮城で『野菜主役に塩分控えた特別メニュー』商品化 考えた大学生は「つくねの軟骨をレンコンとゴボウで代用」
厚生労働省の「特定健康診査・特定保健指導に関するデータ」で、宮城県はメタボリックシンドロームとその可能性のある人が15年連続全国で下から3番目以内と健康課題となっています。 こうした中、県内の大学生が考案した野菜を主役に塩分を控えた特別メニューが、スーパーや百貨店で商品化されることになりました。仙台市内で開かれた発表会でメニューを考案した県内4つの大学の学生が味付けの工夫などを紹介しました。 【写真を見る】メタボリックシンドローム課題の宮城で『野菜主役に塩分控えた特別メニュー』商品化 考えた大学生は「つくねの軟骨をレンコンとゴボウで代用」 商品化されるのは、県民の健康づくりに向け、県が各大学から募った118品から選ばれた野菜をメインにした弁当やサラダ、炒め物など11品です。 1食分の野菜の摂取目標は120グラムで、考案された惣菜には70グラム以上弁当には140グラム以上の野菜が取り入れられています。 こちらは秋野菜と豆腐入りのつくねを彩り良くご飯に乗せた弁当。 「秋野菜たっぷり豆腐入り照りつくね丼」は管理栄養士を目指す仙台白百合女子大学の学生が考案しました。 仙台白百合女子大3年 森麻里弥さん: 「こだわった点は、つくねの中に。一般的に軟骨が入っていると思われるんですけど、軟骨を今回代用してレンコンとゴボウも入れて軟骨のコリコリ感を再現したところが今回のポイント。素材の味をかみしめながら食べてもらいたい」 学生が考案したメニューは、15日から県内のスーパーと百貨店合わせて123店舗で販売されます。
東北放送
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