端島の面々にとって運命を変える一日が訪れる…現代ではついに宮本信子“いづみ”の正体が明らかに<海に眠るダイヤモンド>
神木隆之介が主演を務める日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第5話が11月24日(日)に放送される。 【写真】ケガをした神木隆之介“鉄平”を気遣う杉咲花“朝子” ■これまでの日曜劇場とは一線を画す“ヒューマンラブエンターテインメント” 同作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。 戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいくと同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメントだ。 脚本は野木亜紀子、監督は塚原あゆ子、プロデューサーは新井順子が務め、「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」(2020年、共にTBS系)などを手掛けたヒットメーカーたちが、完全オリジナル作品で初の日曜劇場主演に挑む。 ■昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ登場人物を演じるのは… 神木は、1950年代の端島に生きる主人公・鉄平に加え、現代の東京に生きるホスト・玲央の一人二役を演じる。 また、鉄平の良き理解者である兄・進平役で斎藤工、鉄平に思いを寄せる食堂の看板娘・朝子役で杉咲花、端島に突然現れた謎の女性・リナ役で池田エライザ、鉄平の親友でありライバルである賢将役で清水尋也、ある過去を抱える自由奔放な鷹羽鉱業職員の娘・百合子役で土屋太鳳が出演。 さらに、謎多き行動で物語をかきまわしていく婦人・いづみを宮本信子が演じる他、國村隼、沢村一樹、中嶋朋子、山本未來、さだまさしといった実力派俳優陣がストーリーを盛り上げる。 ■「海に眠るダイヤモンド」第5話あらすじ 第5話は―― 現代。いづみ(宮本信子)の家に、DNA鑑定の結果が届く。はたしていづみと玲央(神木隆之介)に血縁関係はあるのか。次々と明らかになる真実。2018年に生きるいづみは一体誰なのか。 1958年12月。「全日本炭鉱労働組合」の意向に従い、一平(國村隼)や進平(斎藤工)たち鉱員は、期末手当の賃上げを求める“部分ストライキ”を行なおうとしていた。しかし鉄平(神木・二役)たち鷹羽鉱業側は、鉱員たちの要求を退け、鉱山のロックアウトを実施。ロックアウトされると賃金自体が出ないため鉱員たちは生活に困るのだ。 父や兄、そして家族同然に思う鉱員たちと対立するという不本意な事態に、労働組合制度の仕組みに疑問を持つ鉄平。そして鉱員たちの間では、ロックアウトを選択した炭鉱長の辰雄(沢村一樹)への不満が蔓延していた。 そんな中、リナ(池田エライザ)は進平に、自身の悲しい過去を語り始める。 ――という物語が描かれる。 ■いづみの正体を巡り視聴者の考察合戦が白熱! 公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、“分断される仲間との絆”のテロップと共に、「お前、自分で何言ってるのか分かってるのかよ!」と鉄平が賢将の胸ぐらをつかむシーンからスタート。 「子どもの頃みたいに、全員仲良く同じようにってわけにはいかないのよ」と冷静に話す百合子の次に映し出されるのは、怒りをあらわにする賢将の姿。幼なじみで親友の鉄平と賢将、二人の間に一体何が起きたのだろうか。 また、“運命を変える1日が訪れる”のテロップと共に、リナが進平に対して「私たち、もう誰も好きになっちゃいけないね」と切ないセリフを投げかけるシーンや、鉄平が「いってきます」と頭を少し下げると、「いってらっしゃい」と朝子が返すという青春感溢れるやり取りなどが映る。 動画は“ついに婦人の正体が明らかに!?”の文字と共に、朝子、百合子、リナ、そして現代のいづみが映る中、リナの「二人で幸せになろうとした、それだけ」という意味深なセリフで幕を閉じる。 予告動画を見たファンからは「もはや、いづみさんが誰なのかよりも、端島の人がみんな幸せになってほしいという気持ちになってる」「いづみはきっと朝子だろうな~って思ってたけど4話見て余計に誰なのかわからなくなった…」「婦人が玲央を鉄平と間違えて呼んでたけど、言い方と仕草が朝子に似てたな」「おばあちゃんリナな気がする…」「婦人って百合子なの?」「主題歌のKing Gnuの『ねっこ』がかかるタイミングが絶妙なのよ!」などといった声が上がっている。