スタッド・ランスの伊東純也と中村敬斗、1ゴールずつ決め快勝…日本代表に合流へ
【ルアーブル(仏北西部)=平地一紀】サッカーのフランス1部リーグは10日、各地で行われ、日本代表の伊東純也と中村敬斗が先発したスタッド・ランスは2人が1得点ずつ奪う活躍を見せ、アウェーのルアーブル戦に3―0で快勝した。
伊東「勝ちたかった」、中村「大事な試合で先制点に絡めた」
左から中村、右からは伊東が、縦へ中央へ切り込んだ。スタッド・ランスのウィングコンビが、ともに1ゴール。伊東は「チームが3連敗していたので、勝ちたかった」とうなずいた。
続けざまに相手を苦しめたのは中村だ。15分、左サイドから放ったシュートはGKにはじかれたものの、味方が押し込んで先制。6分後には、折り返しの落ち際を巧みにたたき、2点目を決めた。「大事な試合で先制点に絡めたのと追加点を取れたのは、すごくうれしい」。中村はリーグ6得点目で好調を維持。後半には、伊東も勝利を決定づける3点目を加えた。
試合後、2人はワールドカップ(W杯)アジア最終予選のインドネシア戦(ジャカルタ)に向け、出発した。「今から移動で代表(の活動)が始まるので、しっかり勝ちたい」と伊東。日本代表でも、快足2人に期待がかかる。(平地一紀)