「お金をかけず」にWi-Fiの接続速度をアップする5つの方法
プロバイダーの契約プランを高いものにしたり、新しいルーターを購入したり、お金をかければ、Wi-Fiの接続速度を上げることはできます。 しかし、まずはお金をかけない方法で、Wi-Fiの接続速度を上げられないか調べてみましょう。 この記事では、お金をかけずにWi-Fiの接続速度を上げる5つの方法をご紹介します。
1. ルーターを隠さずに表に出す
Wi-Fiの接続速度を上げるためにできる最善の方法は、ルーターを隠さず表に出すこと。 チカチカ光る箱を眺めたい人はいませんから、ルーターは見えない場所に隠したくなると思いますが、実際は表に出しておいたほうがいいです。 ルーターはWi-Fiの信号を送るのが仕事であり、その信号は環境に左右されます。家の中の壁やドアなど物理的な障害物から、電子レンジやワイヤレスの電話などの電化製品の信号など、妨害する物があるとWi-Fiの信号がうまく届かないことがあるためです。 ルーターは周囲に障害物のない場所に設置したほうがよく、棚の上など高い場所に置けるとさらに良いことを覚えておきましょう。 ルーターを高いオープンな場所に移動させると、壁やドアや電子レンジの後ろに隠れていたときに比べて、Wi-Fiの信号がより強力に届くようになります。
2. できるだけルーターに近づける
上記と同じ文脈で、Wi-Fiを使用するデバイスはできるだけルーターの近くで使うようにしましょう。 ノートパソコンやPlayStationを、ルーターの真横に置いて使わなければならないというほどではありませんが、Wi-Fiの接続速度を最大に上げたいのであれば、それらのデバイスを使うときに、目に見える範囲内にルーターを置くのがベターです。
3. 同じネットワークで一度に複数のデバイスを使わない
Netflixで4Kの動画をストリーミング再生しながら、友だちとオンラインでゲームをしたり、iPadにシリーズものの番組を全部ダウンロードしたりするなど、いろいろな作業を一度にネットで実行することは少なくないでしょう。 マルチタスクは素晴らしいものですが、Wi-Fiの接続速度全体に負担をかけます。 たとえば、ファイルをできるだけ速くダウンロードしたいなど、特定の理由でWi-Fiの接続速度を上げたいのであれば、インターネット接続に負荷をかけるタスクは同時に実行しないほうがいいです。 この場合でいうと、ファイルをダウンロードしている間は、ほかの用途でネットを使わないこと。 友だちや家族と一緒に住んでいる人は、自分の「重たい作業」が終わるまで、お気入りのドラマを見たり、ストリーミング再生をするのを少し待ってもらえないかお願いしてみましょう。