義農作兵衛テーマ 新作能再演 11月9日・松山市民会館(愛媛)
【演出変更 後半に「御多喜津姫」登場】 能の普及を図ろうと「第40回松山市民能」が11月9日午後2時半から、松山市堀之内の市民会館で開かれる。松山藩お抱え能役者の子孫で金剛流能楽師の宇高徳成=京都市=が2022年に制作した新作能「義農」を再演する。自らの命を犠牲にして麦種を残した松前町の義農作兵衛(1688~1732年)がテーマ。同町の伝統的な女性の魚行商人「おたたさん」のルーツとされる御多喜津姫(おたきひめ)を初めて登場させるなど演出を変更する。 入場料一般5千円、学生(小学生-大学生)3千円。問い合わせは宇高さん=電話090(8385)1063。
愛媛新聞社