ANAとJAL共同で「カスハラ」対策 乗客の悪質な実態とは? 乗務員にコップ“投げつけ”…「ふざけるな!」暴言も
昨年度、全日空と日本航空では、それぞれ約300件の“カスハラ事案”を確認。 両社で協議を重ね… JALカスタマー・エクスペリエンス本部CX推進部 上辻理香部長 「『カスタマーハラスメント』に該当する行為例を、9つ掲載しています」 「暴言・声・侮辱・差別発言・誹謗中傷」や「過剰な要求」など、“カスハラ”の該当例を具体的に9つあげて、会社によってあいまいだった“線引き”を明確化したのです。
この方針に、以前、機内でカスハラを見たという乗客は… 乗客(60代) 「いくら客でも、マナーっていうものがあるじゃないですか。『カスハラ』のことについて、そういう声明を出すというのはわかりますね」 全日空と日本航空は、快適な空の旅を提供するため、今回の方針を航空業界全体に広めていきたいとしています。