中大・白川陽大「この1週間寝れなくて…」 重圧の中男子1部ハーフで3位/陸上
陸上・関東学生対校選手権最終日(12日、東京・国立競技場など)男子1部ハーフマラソンは山梨学院大のブライアン・キピエゴ(2年)が1時間1分38秒の大会新記録で連覇を飾った。東洋大の梅崎蓮(4年)が1時間3分19秒で2位。中大の白川陽大(ひなた、3年)は1時間3分41秒の3位に入り、「ここで勝つことを目標にしていたので、1位を取れなかったのは反省点」と振り返った。 【写真】関東インカレ男子1部ハーフマラソンに出場した中大の白川陽大と城西大の久保出雄太 今年1月の箱根駅伝では9区区間16位と苦しんだが、今年3月の日本学生ハーフマラソンで4位に入った。好成績を残した一方で「箱根はチャレンジャーとして臨めたが、学生ハーフで4番になってから自分自身に期待をかけてしまった」と結果は重荷にもなり、「この1週間寝れなくて3日前に考えすぎてしまって何回か吐いてしまった」。それでも「大石(港与)コーチや藤原(正和)監督の下で目標はぶらさず」と表彰台は死守。1994年の世界ジュニア選手権女子1万メートルで優勝した母の陽子さん(旧姓・山崎)が見守る中、母の日に堂々の走りを見せた。