爆笑問題の田中裕二、今季の巨人を漢字1文字で「守」と総括 「来季は打線に期待して『攻』」
お笑いコンビ、爆笑問題の田中裕二(59)が2日夜、東京・渋谷のイベントスペース、東京カルチャーカルチャーで恒例の野球トークライブ「田中裕二の野球部」を開催。終了後、サンケイスポーツの取材に応じ、ファンであるプロ野球・巨人の今季を漢字1文字で「守」と総括した。 巨人は2020年以来4年ぶり39度目のセ・リーグ優勝を果たしたが、クライマックス・シリーズでDeNAに敗戦。田中は「日本シリーズで優勝するのがベストだけど、まずはリーグ優勝を目指すので。悔しいといえば悔しいですが、負け惜しみでもなくて、リーグで優勝した段階で、まずは満足です」と明かした。 一方で「ファンとしては、もうちょっと点を取ってほしい」と希望。セでのチーム総得点は462点と4位だったが、「投手陣がよく踏ん張ったと思う」と指摘。15勝3敗の菅野智之投手(35)や若手の山﨑伊織投手(26)、井上温大投手(23)らの奮闘をあげた。さらに「守備もかなり良かった」と内野陣の門脇誠内野手(23)、吉川尚輝内野手(29)、坂本勇人内野手(35)に注目。「その意味で、今季は漢字1文字で『守』。来季は打線の奮起に期待して『攻』ですね」と期待していた。 田中は巨人前監督の原辰徳氏(66)らと交流がある縁で、過去にはキャンプなどを訪問。高校野球も阪神甲子園球場で観戦してきた。トークライブは2009年からスタート。今回は「24年振り返り編」と題し、お笑いコンビ、まんじゅうの大帝国の竹内一希(30)、放送作家の高橋洋二氏ら野球を語り合う長年の仲間とともに、3月のライブで予想したセ、パ両リーグの順位や個人成績の答え合わせをするなどして盛り上がった。 「今季の珍事」も予想しており、田中はDeNAの牧秀悟内野手(26)が「デスターシャのやりすぎであごを骨折」と予想。デスターシャは牧が本塁打を放った際、チームメートとともにひじを曲げた右腕をあご付近に引き上げる恒例のポーズで、田中は「実際に骨折はしていないが、日本一の優勝パレードでやりすぎて骨折したかも」と今季の活躍をユーモラスに祝福していた。