草津市長が“Vチューバー”に 学生との意見交換がきっかけ 滋賀
滋賀県草津市の橋川渉市長がバーチャルユーチューバー(Vチューバー)「はしかわ市長」として、今月から配信をスタートさせた。毎月1回、市の取り組みやイベントなどを解説する動画を配信し、若者に市政への関心を深めてもらう狙いだ。 今年7月、立命館大びわこ・くさつキャンパス(同市野路東1)で学生らと意見交換した際、「市長がVチューバーになってみては」というアイデアが提案されたことがきっかけ。キャラクターは市の広報誌などで使用していた橋川市長のイラストを活用し、音声は市長が自らアフレコに挑戦した。今月配信された動画は市制施行70周年だった今年の出来事を振り返る内容で、話題によって和装や水着、駅員や大学生など、さまざまな衣装に着替えた「はしかわ市長」が、よどみなく市のイチ推しポイントを紹介している。 動画配信サイト「ユーチューブ」の市公式ページ「くさつチャンネル」で見ることができる。【礒野健一】