給湯器をつけっぱなしにすると「電気代」はいくら?お湯を使うたびに給湯器のスイッチを入れた方がいいの?
給湯器をつけっぱなしの場合、電気代はいくらかかる?
給湯器をつけっぱなしにした場合、待機電力にかかる電気代を計算してみましょう。給湯器の待機時の消費電力は、およそ1~3ワットアワー程度です。ここでは平均の数値として2ワットとし、1日の給湯器の使用時間を2時間、電力単価を31円/キロワットアワーとして計算します。 この条件の場合、待機電力にかかる電気代は以下の通りです。 ・2ワット÷1000×(24-2時間)×31円=約1.4円 ・約1.4×365(日)=約511円 1日あたり約1. 4円、1年(365日)では約511円となります。 給湯器の電源をつけっぱなしにすると、待機電力だけで年間500円程度の電気代がかかることが分かりました。長時間家を空けるときなど、お湯を使用しないときにはスイッチを切っておくことで、電気代の削減効果が期待できます。
つけっぱなしにしておいてもガス代はかからないが、使用しないときはスイッチを切ると電気代の削減につながる
給湯器は、お湯を使用していなければ通常ガス代はかからないでしょう。しかし、給湯器には電気も必要であり、待機電力が家庭内の電気製品の中でもっとも大きいことが分かっています。 待機電力を減らすためには、長い時間お湯を使用しないときには電源のスイッチを切るといいでしょう。ただし、頻繁にスイッチのオン、オフを繰り返すと、スイッチ部分に負荷がかかり操作不能になってしまう可能性があるため、過度になりすぎないように注意が必要です。 出典 一般財団法人関東電気保安協会 家庭の省エネ情報 待機時消費電力とは 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部