4万円台キープなのに急速充電対応&AI機能追加!「OPPO Reno11 A」はさらに高コスパに
カメラ性能も着実にアップデート
リアカメラは広角(約6400万画素/F値1.7)+超広角(約800万画素/F値2.2)+マクロ(約200万画素/F値2.4)という構成。メインの広角カメラは前モデルの約4800万画素から画素数が向上。デフォルトでは4つの画素を1つの画素として使って多くの光を取り込む仕組みで、光量が十分でない場所でも鮮明な画質で写り、夕景や夜景の撮影にも活躍します。また、4Kビデオの撮影にも対応しました。 フロントカメラは約3200万画素/F値2.4。こちらも前モデルの約1600万画素からアップデートされています。筆者が自撮りをしてみたところ、デフォルトでも実際よりも盛った画質で写りました。手動で細かい美顔補正ができたり、好みの度合いで背景をぼかしたりもできるので、自撮りを楽しみたい人は満足必至でしょう。
高性能な「AI消しゴム」機能が追加予定
昨年来、スマホ界隈でも「AI」がトレンドになっていますが、Reno11 AにもAIを用いた機能が搭載されています。その目玉は「AI消しゴム」。写真に写り込んだ不要なものを消して、AIによって自然な背景が生成される機能です。ただし、6月27日の発売時点では使えず、7月以降のアップデートで機能が追加される予定。説明会でデモンストレーションを見せていただいたところ、非常に精度が高く、ナチュラルな仕上がりだったので、“使える機能” として期待できそうです。 ほかに、写真の被写体をワンタッチで切り抜ける「AIクリッピング」や、プライバシーを守るためのモザイク機能なども搭載。4万円台のミドルレンジとしては上々と思える画像編集機能を備えています。
新しいチップを採用し、RAMは拡張可能
CPUはMediaTek Dimensity 7050(最大2.6GHz)。ミドルレンジ向けのチップですが、前モデルのReno9 Aが採用していたSnapdragon 695(最大2.2GHz)よりも高性能で、コストパフォーマンスも向上しているとのこと。筆者の率直な印象では、操作感は前モデルと同等。ただし、前モデルでは最大90Hzだった画面リフレッシュレートが最大120Hzになり、画面スクロール時のなめらかさは向上しています。 RAM(メモリ)は8GBで、ROM(ストレージ)は128GB。ストレージに十分な空き領域がある場合、最大8GBの仮想RAMを増設できる機能を搭載。ストレージはmicroSD(最大2TB)を装着して拡張できます。ゲームを存分に楽しみたい人や、写真や動画をたっぷり保存したい人でも不便を感じることはなさそうです。