炭酸入浴剤、大量泡で楽しい風呂時間 生薬配合、海外発も人気【経済トレンド】
寒さが厳しい季節になると、ゆっくりお風呂につかって体を温め、たまった疲れを癒やしたくなる。温浴効果を高める炭酸入浴剤は、大量の泡が楽しめる商品、生薬由来の有効成分を配合した商品が好評だ。国内で人気の高いドイツの入浴剤ブランドも今シーズン向けに新商品を発売した。(共同通信=出井隆裕記者) 花王は「バブ モンスターバブル MEGA(メガ)級」の3商品の販売を2024年9月から始めた。同社の入浴剤バブのシリーズで最大の炭酸量にし、新しい入浴体験を提案。商品にはマグマをイメージした透明な赤色で湧き立つような「ボコボコ泡」のほか「マーブル泡」と「スプラッシュ泡」がある。4錠入りの想定価格は各990円。 バスクリン(東京)は2024年8月に「きき湯ファインヒート ほぐしオフ」を新発売した。生薬のセンキュウ末とジンジャー末を配合。高濃度炭酸と合わせて血行促進によって筋肉をほぐし、足腰のだるさを手当てする。「長時間の立ち仕事やデスクワークの疲れに最適」と担当者。400グラム入り(8~10回分)の想定価格は877円。
クナイプジャパン(横浜市)は「スパークリングタブレット ピースフルモーメント アクアハーバルの香り」を2024年9月に発売した。クナイプはドイツの入浴剤ブランド。天然ハーブのエッセンシャルオイルを配合し、就寝前の心地よいバスタイムを演出する。入浴後もすべすべの肌が続く。6錠入りで価格は1540円。(いずれも価格は変動する場合があります)