斜面崩落で全面通行止め続く浜当目トンネル 静岡県が対策を検討する会議を開く
2日に土砂の崩落が確認されてから、通行止めが続く静岡県焼津市の浜当目トンネルについて、対策を検討する会議が初めて開かれました。 焼津市大崩海岸にある県道静岡焼津線「浜当目トンネル」は、2日に崩落が確認されてから通行止めとなり、県が対策検討会を立ち上げました。 トンネルや地すべりの専門家を招いて行われた1回目の対策検討会では、静岡県から崩落の状況などが説明され専門家が意見を述べました。 静岡大学・今泉文寿さん(地滑りの専門家): 「普通地すべりは降雨によって地下水位が上昇して発生することが多いんですが、今回の崩壊発生時には降雨なかったというのが特徴のひとつかなと思う」 対策検討会では、今後、ボーリングやドローンを用いた調査で原因を究明し、再開通に向けた対策方針を決定する予定です。 静岡県 西原宏昌道路保全課長: 「今の段階では期限を切って申し上げれる状況にないのですが、安全を確認したうえでなるべく早期に回復したいと考えております」