遠藤航の順位は? リバプールの最新年俸ランキング1~20位。1位はやはりモハメド・サラー
史上最強の鉄壁が受け取る額は?
2位:フィルジル・ファン・ダイク(オランダ代表) 生年月日:1991年7月8日(33歳) 年俸:1335万ユーロ(約21.3億円) 23/24リーグ戦成績:36試合2得点2アシスト リバプールの主将を務めるフィルジル・ファン・ダイクは、チーム2位となる1335万ユーロ(約21.3億円)の年俸を受け取っている。 ファン・ダイクは、2018年1月に当時のDFとして史上最高額となる8500万ユーロ(約136億円)の移籍金でサウサンプトンから加入した。身長195cmの恵まれた体格を武器に対人守備で圧倒的な強さを発揮するだけでなく、抜群のキック精度を活かしたフィードで攻撃の起点にもなってきた。 昨年夏には、ジョーダン・ヘンダーソンとジェームズ・ミルナーがクラブを去り、第3キャプテンだったファン・ダイクが主将に。守備の要というだけでなく、チーム全体の精神的な支柱になり、より大きな責任を背負うことになった。2022/23シーズンにチームが調子を落とした時期は、「衰えた」と言われることもあったが、昨シーズンは改めてリバプールに不可欠な存在であることを証明するパフォーマンスだった。 33歳のファン・ダイクは、リバプールとの契約が残り1年で今後の去就も注目されているが、現時点では契約延長の話がないと本人が地元メディア『リバプールエコー』で語っている。今後のパフォーマンス次第で契約延長の話が活発になりそうだ。
生え抜きの最高額!
3位:トレント・アレクサンダー=アーノルド(イングランド代表) 生年月日:1998年10月7日(25歳) 年俸:1092万ユーロ(約17.4億円) 23/24リーグ戦成績:28試合3得点4アシスト リバプールの生え抜き選手であるトレント・アレクサンダー=アーノルドが年俸ランキングの3位で、1092万ユーロ(約17.4億円)の給料を受け取っている。 9歳からリバプールの下部組織でプレーしているアレクサンダー=アーノルドは、2018/19シーズンから右サイドバックのレギュラーに定着した。最大の特長は右足のキックで、精度も威力も世界屈指のレベルと言える。このシーズンから3年連続でプレミアリーグ2桁アシストを記録し、サイドバックの選手として異例の得点関与を誇っている。その活躍が認められ、2021年夏に契約を更新し、現行の条件となった。 ただ、近年は守備面の脆さがたびたび批判の的となっている。サディオ・マネのような前線からの守備を得意とする選手がいなくなったこともあって弱点が前面に出てしまい、高額年俸にふさわしい活躍ができているかは微妙なところだ。それでも、アルネ・スロット新監督はサイドバックに積極的な攻撃参加を好むタイプであり、持ち味を最大限に発揮できる可能性があり、17日に行われたプレミアリーグ開幕戦のイプスウィッチ戦では好印象を残した。 攻撃に専念できれば世界最高峰と言えるアレクサンダー=アーノルドだが、守備を求められると疑問が残る選手だ。昨シーズンは21歳のコナー・ブラッドリーが存在感を示していた。リバプールとの契約が残り1年のアレクサンダー=アーノルドは今後の去就にも注目が集まる。