3失点完敗のマンUに解説陣から批判殺到「恥ずべき存在」「完全に力不足」
かつてマンチェスター・ユナイテッド一筋でプレーした元イングランド代表DFガリー・ネヴィル氏が、完敗した古巣のパフォーマンスを批判した。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドvsトッテナム プレミアリーグ第6節が29日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはトッテナムと対戦。3分にブレナン・ジョンソンに先制点を奪われると、42分にはB・フェルナンデスが一発退場となり、その後後半にはデヤン・クルゼフスキとドミニク・ソランケに追加点を許し、0-3で敗れた。 10人での戦いが続いたことも影響して、トッテナムにはゴール期待値「4.67」を許した試合後、解説を務めたG・ネヴィル氏は「前半は最悪だった。これは衝撃的な日であり、身が引き締まるような日になる。(エリック・)テン・ハフ監督にとっては本当に最悪な日になっただろう」と落胆を口にしながら、パフォーマンスは到底納得できるものではなかったことを強調した。 「前半のマンチェスター・ユナイテッドを要約すると、彼らは完全に恥ずべき存在だった。テン・ハフ監督の下で見た中で最悪のパフォーマンスの一つだ。これは何かを言っているようなものだ。本当にひどかった」 「今日は彼らがどれほど落ちぶれたかに衝撃を受けた。デイヴィッド・モイーズも序盤にいくつか悪い状況があったことを知っているし、オーレ(・グンナー・スールシャール)やルイ・ファン・ハール、ジョゼ・モウリーニョ、ラルフ・ラングニックもそうだったけど、今日は彼らが本当に落ちぶれた日の一つのように感じた」 また、同じく『スカイスポーツ』で解説を務めている元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏も「監督に対しても同情しそうなところまで来ている。彼は完全に力不足のようで、チームを奮い立たせることに苦労しているようだ」とテン・ハフ監督の手腕を痛烈に批判した。 「マンチェスター・ユナイテッドとテン・ハフ監督は後退している。もう文句は言えない。彼は守備4人を自由に配置することができ、選手全員を自由に使える。言い訳の余地がない。彼らは今底にいる。ここからどこに行くのか全くわからない。これまで見たユナイテッドの中で最悪のチームだ。恥ずかしい。このレベルのクラブが、このようなパフォーマンスをするべきではない」 「私はこのようなパフォーマンスは監督を解任するようなものだと見ている。このようなパフォーマンスで彼がどのようにして職を維持できるのか全くわからない。彼がどのようにして状況を好転させることができるのかも私にはわからない」 公式戦3戦未勝利で、今季のリーグ戦ではここまで6試合で2勝1分け3敗、勝ち点「7」で12位に位置しているマンチェスター・ユナイテッドだが、果たしてテン・ハフ監督はチームを立て直すことができるのだろうか。
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