ryuchellさん「自分らしく生きていく素晴らしさを体現していきたい」多様性を発信の思い
捜査関係者によりますとタレントのryuchellさんが12日午後、東京・渋谷区の事務所で亡くなっているのが見つかりました。現場の状況などから自殺をはかったとみられるということです。 【画像】ryuchellさん27歳で死去
■2016年に結婚 2018年に第1子が誕生
ryuchellさんは、pecoさんと2016年に結婚。2018年には第1子となる男児が誕生していました。“父”として、育児についても積極的に発信していたryuchellさん。2020年におもちゃ企業とコラボした配信をした際には「バービードールで遊ぶ事が大好きだったので、だけどそれを見てちょっと心配している大人の顔みたいなのを子どもながらに読み取っていて、男の子は男の子のもので遊ぶべきだし、女の子は女の子のもので遊ぶべきだし、みたいなのが雰囲気的に感じ取っちゃって」と明かしていました。 さらにインタビューでは、息子が生まれたことで感じたある疑問があったといい「いただきものとかで、やっぱ男の子だからブルーのものが多かったりとかするんですけど、それにはちょっと違和感がありましたね。そういう固定観念ができちゃうから、そこはすごくもったいないなと思うし、レンジャーショーでも絶対女の子はピンクだし。なんか植え付けみたいなものがあるから、そういうふうになってしまうんだなってものすごく思うので、そういう時代は変えていかなきゃいけない。分け隔てなくいろんな選択肢の中から自分の好きなものを選んだときに、それが本当に好きなものなので、まずはその壁みたいなものを親から徐々にとっぱらっていくことによって、子供の可能性が広がるっていうふうに思います」と語っていました。
■“多様性”について発信「自分らしく生きていく素晴らしさを、体現していきたい」
育児だけでなく、“多様性”についても発信を続けていたryuchellさん。2020年には自身のブログで「多様性について思うこと。」と題し「世の中を、変えたい。僕は、この世の中が今日も生きづらいと思っている誰かのために、お仕事をしたい、こんな僕だからこそ、メディアに出続けなければならない。と思うんです。自分らしく生きていく素晴らしさを、体現していきたい。生きていく上で、自分とは反対意見の人は必ずいます。全ての人に好かれることも無理だし、僕だって、理解出来ない考えに出会うこともあります。でも、たとえ理解できなくても、受け入れることが多様性。色んな人がいるということを認めることだと思っています」と自身の考えを明かしていました。