ryuchellさん「自分らしく生きていく素晴らしさを体現していきたい」多様性を発信の思い
■2022年夫婦関係を解消「“夫”であることには、つらさを感じてしまうようになりました」
一方で2022年8月には、pecoさんとの“夫婦関係”を解消し、“新しい形の家族”として生活していくことを報告。ryuchellさんは「一生一緒に居たいと思えたからこそ結婚して 夫婦になる道を選択し そしてその愛が形になり、最愛の息子も生まれました」とした上で「そんな中、メディアで自分のこれまでの生き方や、“夫”としての生き方についてお話しさせていただく機会が増えていく中で、“本当の自分”と、“本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました」とし、「“夫”らしく生きていかないといけないと自分に対して強く思ってしまっていました。“夫”であることは正真正銘の“男”でないといけないと。自分で自分を縛りつけてしまっていたせいで、“夫”であることには、つらさを感じてしまうようになりました」と、これまで抱いていた違和感を明かしました。
■夫婦関係を解消後は“本当の自分”を表現
“夫婦関係”解消後は、これまでのryuchellさんの姿とは違う“本当の自分”を表現したスタイルをSNSなどで発信。4月に行われた、セクシュアル・マイノリティー(性的少数者)への偏見や差別のない社会を目指すためのイベントでは、ピンクのヒョウ柄の衣装に身を包み登場し「“人が人を愛する”ということに決まった形はないと思います。愛する人としか作れないそれぞれの愛の形、それを選べる権利があると信じています。私もそれを信じて歩んでいく決意をしたので、どうか皆さんにも愛をあきらめないで生きていってほしいと思います」と、集まった人たちへメッセージを送っていました。
※厚生労働省や自殺の防止活動に取り組む専門家などは、悩みを抱えていたら自分だけで悩みを解決しようとするのではなく、専門の相談員に話を聞いてもらうなどしてほしいと呼びかけています。 ●電話「こころの健康相談」 0570-064-556 ●電話「いのちの電話」 0570-783-556 午前10時~午後10時まで ●LINE「生きづらびっと」 友達追加