あなたは認知症予備軍かも!? 朝にやってはいけない習慣ワースト5
「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。 子どもには、これから必要とされる「考える力」や勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう! ● その朝の習慣、大丈夫? 50代から始める認知症予防の心得 2040年には3人に1人が、認知症もしくは早期認知症を発症すると予測されており、誰もが認知症になる時代。認知症の発症には、日々の生活習慣が大きな影響を与えることはご存じでしょうか。認知症を発症した人の脳内には、タウ蛋白やアミロイドβといったタンパク質が異常に蓄積されています。これらのタンパク質は、認知症の症状が現れる20年以上前から始まっていると考えられています。 認知症なんて、70代、80代の高齢者がなる病気と思われている皆さん! 認知症の症状を発症するのが、70代、80代であり、異常なタンパク質の蓄積は50代、60代から始まっているのです。50代、60代からの毎日の過ごし方がカギ。1日の中で、朝は特に重要な時間帯。24時間のサイクルの中で、朝の過ごし方がその日全体の気分や生産性、体調に大きな影響を与えます。脳が疲れやすく、認知症へ近づいてしまう朝の習慣をお伝えします。 ● 1.朝眠くてなかなか起きられない 認知症発症に大きく関わるタンパク質は、本来は睡眠中に脳内から流されます。しかし、良質な睡眠を確保できないと、そのタンパク質が異常に蓄積されてしまいます。朝は眠くて、なかなか起きれないという方は、認知症への道を駆け足で歩んでいるかも。良質な睡眠を取れるよう、夜の過ごし方も意識してみましょう。 ● 2.寝起きすぐスマートフォンを見始める 朝一番にスマートフォンやタブレットで情報チェックすることは、多くの刺激を受けてしまい、脳を必要以上に疲れさせる可能性があります。朝は、寝起きすぐで脳が一番元気な状態です。スマートフォンをダラダラ見続けることで、元気な脳を無意味に疲れさせてしまうことほど、もったいないことはありません。起きてすぐは、カーテンを開けて太陽の光を浴びることを意識してみましょう。 ● 3.朝食は甘い菓子パンなどで済ませる 朝は忙しい時間でもあるので、つい朝食を抜いてしまったり、菓子パンなどで簡単に済ませてしまったりすることが多いかもしれません。朝食で糖分を多く摂取すると血糖値が急激に上がりやすく、脳に負担がかかります。高血糖は認知症リスクを高める要因とされているため、朝食は低糖質でバランスの良い食事を心がけましょう。 ● 4.寝起きにコーヒーを飲む 朝は眠いからと、寝起きのコーヒーを飲まれる方も多いのではないでしょうか。私たちの体は、寝ている間に500~1000mlもの水分が失われると考えられています。つまり起床直後の水分不足の状態なので、水を飲むことが大切です。コーヒーは利尿作用があるので、水分補給には適しません。起床直後に水をしっかり飲むことで、血液循環が良くなり、脳に必要な酸素が供給されやすくなります。コーヒーを飲む場合は、起きて1時間以上経ってから飲みましょう。 ● 5.朝はストレッチや運動を行わない 運動習慣が重要なことはご存じの方は多いでしょう。特に、朝の時間帯に運動やストレッチをすることで脳への血流を促進します。そうは言っても、朝は忙しいですよね。そんな方にオススメしたい運動がラジオ体操です。たった3分で、全身を動かすことができ、脳も活性化できますので、毎日の生活の中に取り組んでみてくださいね。 朝は1日の中で脳が一番元気な時間。朝の時間帯を意識することで、脳をさらに活性化し、脳の健康を守ることができます。脳の活性化にもうひとつオススメしたいのが、『1分間瞬読ドリル』です。毎日1分取り組むことで、「記憶力」はもちろんのこと、「判断力」「思考力」「発想力」「読解力」「集中力」、すべてをアップさせることができます。朝の1分で、脳を活性化させて、認知症予防に繋げましょう。 *本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。
山中恵美子