2023年10月から「ステマ」が法規制の対象に、今こそ確認すべき「SNSの本質」と具体的な対策
まとめ:大切にすべきは「SNSの本質」
冒頭でもお話の通り、そもそもステマはよくないものであり、あるべきではないでしょう。だかららこそ、2023年10月より法規制の対象にもなり、今一度、違反しないよう対策を徹底する必要があります。今回ご紹介をした対応を都度、自社のマーケティング活動に協力をしてくれた生活者(消費者)にお願いをするというのは労力のかかることかもしれません。
ですが、SNSという場が健全かつ魅力的な場でありつづけるために規制は必要だと筆者は考えます。それはSNSの本質は「生活者の忌憚なき声の集まる場」であるべきと考えるからです。「生活者が純粋に自身の好きな商品やサービスの魅力を語っている声」と「企業から報酬を受け商品を紹介している発信」が同等に見えてしまうのはフェアではないですし、SNSの本質に反するでしょう。 広告は広告であると即座に判別できる、一方で純粋な忌憚なき声については「良いものは良い、良くないものは良くない」という真実が伝わる場であり続けること。これでこそSNSが大切な場とあり続け、その結果、世の中が良くなると筆者は考えます。今回は、この本質をマーケティング活動としてSNSを活用される皆さんにぜひ理解していただきたいと考えお伝えいたしました。