【リーグワン】急きょ先発のBL東京・CTB真野泰地「一発目に来るとは」も決勝トライでPOM
◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第1節 BL東京28―21横浜(2024年12月22日 日産スタジアム) 昨季王者のBL東京は同4位の横浜に28―21で逆転勝ちし、リーグ連覇へ白星発進を決めた。 21―21で迎えた後半30分には、この日急きょリザーブから先発に繰り上がったCTB真野泰地(27)が決勝トライ。プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)にも選ばれた12番は「(SHの)杉山がいいパスを放ってくれた」と感謝した。 試合開始48時間前のメンバー発表時はロブ・トンプソンが先発予定だったが、風邪のため真野に開幕先発の機会が回ってきた。実は“スクランブル発進”はお手の物。昨季のプレーオフ準決勝・東京SG戦でも、試合直前練習で負傷した選手に代わりリザーブ入り。さらに前半24分に出番が回ってきたが、見事勝利に貢献していた。 真野本人も「去年(昨季)もあったけど、一発目に来るとは」と苦笑いを浮かべたが、あらゆる状況を想定し、常に心身ともに準備しているからこそなせる業(わざ)。前日には先発昇格を伝えていたというトッド・ブラックアダー・ヘッドコーチも「泰地は急なスタメンに慣れている。24時間前だったが。よく対応してくれた」と称えた。