山本彩、NMB48に入る前はオーディションで落ち続けるも「諦めて受けてなかったら今はない」
小籔千豊と山本彩が、7月11日に都内で行われた「APOLLO AMATEUR NIGHT JAPAN 24-25」開催発表会見に出席。メインアンバサダー就任の感想や、過去のオーディション秘話などを語った。 【写真】メインアンバサダーを務める小籔千豊&山本彩、笑顔で手を振るツーショット ■「AMATEUR NIGHT(アマチュアナイト)」とは 「アマチュアナイト」とは、創立90周年を迎えるアメリカ・ニューヨークの「APOLLO THEATER(アポロシアター)」で毎週水曜に開催されるイベント。アマチュア歌手やダンサーなどが出演するプロへの登竜門として、本国では1934年以来、スティービー・ワンダー、マイケル・ジャクソンら世界的スターを輩出してきた。「アポロ アマチュアナイト ジャパン 24-25」は歌・ダンス・ラップ・楽器演奏など、世界に通用する実力派の音楽パフォーマーを募集。年齢・国籍は不問、芸能プロダクションやレーベルなどに所属、契約を交わしていない人が対象となり、観客の歓声とブーイングで勝敗を決する本国のシステムを導入するという。 同大会のメインアンバサダー就任に際し、小籔は「アンバサダーになったからにはこの大会を盛り上げ、日本から素晴らしいアーティストをニューヨークへ、世界へ送るお手伝いができるということで、大変ワクワクしております!」と力強く意気込みを語り、山本も「お話を聞いた時は大役だなと思って、私でいいのかなって正直驚いたところもあるんですけど、スターが誕生する瞬間の一部始終を見届けることができるのですごく楽しみですし、刺激を受けられたらいいなと思っております」と、大会への期待を口にした。 アメリカでは世界的スターを輩出してきたオーディションイベントということで、小籔は「これからスターになりたい、自分のスキルで有名になりたいと思っている方にはとても希望が持てるお話かなと思います」と大きな役割を担っている大会だと強調。 また、アポロシアターで単独公演を行った日本人は藤井風、和田アキ子の2人のみということで、5人組バンド・ジェニーハイの一員としても活動する小籔は、もしアポロシアターに立てるならどんなことをしたいか聞かれると「ジェニーハイに関しては決定権がないので、まずは川谷(絵音)Pとか、メンバーのみんなに相談しないといけないんですけど、もし僕が決めていいとするならば…」と前置きした上で、「川谷Pの才能がふんだんに入った曲で、ガッキー(新垣隆)のピアノソロ、これは世界クラスだと思うので普段より多めにして、くっきー!の絵もニューヨークでうまいこといってますので絵をあしらってみたり、訳の分からん顔芸とかでパフォーマンスをしたり、(中嶋)イッキュウさんは世界でツアーをやったりしていますのでその辺は大丈夫。僕はバレへんようにそっとおるだけ(笑)。もし出るんやったら他の4人に頼りたいと思います」と、メンバーへの全幅の信頼を交えて展望した。 ■山本がオーディションに落ちた数は「たぶん30とか40とか…」 一方、山本はNMB48に入る前に幾度となくオーディションに参加していたそうで、当時について「数えたことはないんですけど、たぶん30とか40とかはオーディションに落ちて、ずっと落ち続けていたので落ち慣れていたりもして。何やっても駄目だなって思って、最後に恐らく駄目だけど勢いで受けてみるかと思って受けたのがNMB48のオーディション。諦めて受けさえしてなかったら今はないと思うので、受けるだけでも変わることがあるんだなと。感慨深いですね」と回想すると、小籔は「へえ…ようセンターになりましたね。良かったですね。親も喜んだでしょう」と驚きつつ、感心していた。 なお、同大会は7月11日よりエントリー開始。動画審査を経て、対面オーディションを行ったのち、予選大会を11月に大阪、12月に東京で各2公演ずつ、計4公演が行われ、決勝ラウンドは2025年2月20日(木)に大阪 COOL JAPAN PARK WWホールにて開催。本国の「アマチュアナイト」プロデューサーが審査に参加し、小籔と山本もMCとして出演する。 優勝者には賞金1万ドル(※支払いは日本円)と本場ニューヨーク・アポロシアターの「アマチュアナイト」への出演権が贈呈。さらにユニバーサルミュ-ジック全面バックアップの下、出場者の中から実力派パフォーマーが「YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.」よりメジャーデビューとなる。大会の模様は10月からフジテレビ(関東ローカル)にて放送される予定だ。 ◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)