【フィリピン】セブパシ航空、地上業務先を子会社化
フィリピンの格安航空会社(LCC)、セブ・パシフィック航空は29日、空港の地上支援(グランドハンドリング)業務の委託先である1アビエーション・グランドハンドリング・サービシズを子会社化すると発表した。両社の業務の連携を深め、コスト削減やサービスの質の向上を図る。 1アビエーションに対する株主融資1億1,300万ペソ(約3億円)を同社の普通株式113万株に転換し、出資比率を現在の40%から60%に引き上げる。 セブパシ航空を含む全株主が、総額1億5,000万ペソの債権と引き換えに新株の割り当てを受けることで合意した。 1アビエーションは地上支援の国内大手で、2018年に創業した。国内34空港での業務に約6,200人が従事している。