白石麻衣が六本木ヒルズで開催されたFORMULA E イベントに登壇した(C)TopNews

2024年3月21日、日産自動車は六本木ヒルズで『NISSAN FORMULA E ROPPONGI CIRCUIT』を開催した。 日本初開催となる「ABB FIA Formula E 世界選手権」のTokyo E-Prixを翌週土曜日に控え、日本メーカーで唯一参戦している日産が、東京都のど真ん中に位置する六本木ヒルズ内にオーバルコースを設置し、会場内でFormula Eを走らせた。コースが狭いため時速10km/h程度とはいえ、クリーンなEVを活かした都心のイベントとなり、音や光、ダンスパフォーマンスを交え、Formula Eを盛大にPRした。 イベントには小池百合子・東京都知事、女優の白石麻衣、日産自動車の星野朝子副社長が登壇した。凍えるような寒さの中での開催となったが、小池都知事も「夏のような暑さから、3月とは思えない寒さ」と気候変動について触れ、ガソリン車からEV車へ切り替えることの重要性を訴えた。 ■白石麻衣がクイズに挑戦 まだ「自動車免許を持っていない」という白石麻衣は、Formula Eについて「知らなかった」と語り、初心者のためのFormula Eクイズに挑戦。 Formula Eは同じ電気で走る新幹線に匹敵する最高速度（322km/h）や、たった2.8秒で時速100km/hに達することを知ると、その速さに驚いていた。 日産フォーミュラEチームのボディデザインのモチーフになっているものは？という質問については、ヒントを聞いてすぐに「桜」と回答し、展示されていた日産の軽自動車「Sakura」も同じ名前だと聞いて好印象を抱いたようで、電気自動車にも興味を持ったようだ。 また、小池都知事と白石麻衣は、声援が電気に変換される『VOICE CHARGE』に臨み、パワーを送った。これは実際に日産フォーミュラEチームのパワーとして使用されるという。 ■白石麻衣、免許を取得したら・・・ 免許を取得したらどこに行きたいかという質問には、「花より団子派なので」と美味しいものを食べに行きたいと笑顔を見せた。 3月30日に開催されるFormula E Tokyo E-Prix開催時には桜も開花する予報で、桜の花びらがデザインされた日産フォーミュラEチームの活躍が期待される。前戦ブラジルで行われたサンパウロE-Prixでは日産のオリバー・ローランドが3位に入っていることから、東京でも表彰台、そして頂点も夢ではない。