お約束の「天使と悪魔」がはじまると思いきや…定番ネタがとんでもない修羅場になった4コマに反響

津夏なつな(@tunatu727)さんは、漫画経験ゼロから「4コマ1000本ノック」と題し、X上で毎日オリジナルの4コマ漫画を投稿し人気を博すクリエイター。その作品の1つ「お取込み中」は、頭の中で囁く天使と悪魔という定番のシチュエーションのはずが、2コマ目で赤く染まった包丁を握る天使と、その傍らに横たわる悪魔という予想外の展開に発展するというものだ。 【漫画】「お取込み中」本編を読む 津夏さんの作品と合わせて、X上での反響もまとめた無料の電子書籍「4コマ1000本ノックベストセレクション～みんなのコメント付き～」にも収録される同作。読者からは「よりによって天使の方が刺すなんて」「エラい修羅場」「斜め上でぶち破る展開」と、展開へのツッコミやその後の想像などさまざまな声が寄せられた。ウォーカープラスでは津夏さんに、4コマの狙いや手ごたえ、反響での気づきを取材した。 ■天使と悪魔が口論しているだろうと予想していたら…予期せぬ場に遭遇！ 4コマ漫画では定番「天使と悪魔」のテーマを使用し、さまざまなパターンの「天使と悪魔」を描いた作者の津夏なつなさん。「普通は天使と悪魔が仲たがいした結果、取り返しのつかないオチへとつながるのですが、そのオチの先を描いてみようと思いました」と語り、「オチの先」を描くという発想で、読者に新しい驚きと楽しみを提供した。 読者から寄せられた「よりヤバそうな方へ誘惑されそう」「いろいろ禍根があったんだろうな」というコメントを受けた津夏さんは、「この4コマからいろいろなドラマを想像してほしかったので、期待通りの反応でうれしかった」と語ってくれた。 読者からのコメントは、津夏さんでも想像していなかった「オチの先」や、そのまま使用したいくらい感心する内容が送られてくることもあるそうだ。作品を読んだ読者が更なるドラマを生み出し津夏さんの作品を楽しんでいることが伝わってくる。読むだけでなく、読んだあとの余韻も楽しませてくれる津夏さんが描く今後の作品も目が離せない！ 取材協力：津夏なつな(@tunatu727)