2025年の千葉県知事選挙への対応を巡り、自民党の県議会議員団は12月27日、現職の熊谷俊人知事を県連として支持する方針を固めました。 　自民党県連では27日、県議による役員会と議員総会が行われました。 　自民党の知事選の対応を巡っては、11月の国会議員らの会議で県議の意見を踏まえて決める方針となり、県議団の意見集約を阿部紘一幹事長と宇野裕県議会議員会長に一任されていました。 　会議は非公開で行われ、会議後に取材に応じた阿部幹事長らによると、現職の熊谷知事から知事選での支援の要請があり、「県連支持」という形で検討を進めた結果、役員会で承認されたのち、議員総会でも「県連支持」という結論を出したということです。 　今後、国会議員団会議を経て正式に決まる見込みで、熊谷知事とも政策協定の締結に向け、準備を進める方針です。 自民県連　阿部紘一 幹事長 「県民ファーストあるいは県民第一主義で考えると、党としての政策課題なども理解いただいて進めていく上では、（熊谷知事は）知事として適任だとそのように判断した」 　知事選をめぐっては、立憲民主党県連はすでに、熊谷知事を県連として支持することを決めていて、共産党は独自に候補者を擁立する方針です。 　なお、千葉県知事選挙は、2025年2月27日告示、3月16日投開票されます。