インフルエンザ猛威 埼玉は前週から2・6倍の急増 新規患者1万3千人…定点医療機関の報告数 警報レベル値を大幅越え【感染情報】
厚労省は27日、全国約5千の定点医療機関から22日までの1週間(第51週)に報告のあったインフルエンザの新規患者数が全国で約21万人、1医療機関当たり42・66人と前週(19・06人)の約2・24倍に急増していると発表した。 【グラフ】前年と比べでも今シーズンの急増ぶりが分かる【地図】埼玉では特に県南部での急増が目立つ
埼玉県の定点医療機関からの報告数は1万3326人、1医療機関当たり51.06人と前週の約2・6倍。国が定める警報基準値の同30人を大幅に超えた。前年同期と比べても2倍の流行となっている。 埼玉県感染症情報センターによると、保健所管内別では、1医療機関当たりの患者数が多い順で川口市保健所の69・40人、南部保健所(戸田市、蕨市)の68・13人、幸手保健所の67・86人となっている。 同センターでは、咳エチケット、外出後の手洗いとともに、十分な休養をとるよう心がけ、体調がすぐれない時は、医療機関に電話で相談の上、早めに受診するよう呼びかけている。 =埼玉新聞WEB版=