開成から医大に現役合格した子も、中学時代にゲーム依存になっていた! 脱却させた“母の愛のムチ”とは
偏差値40台から、ほとんど塾に行かずに開成中学に合格したぎん太さん。その秘密はお母さんがいろいろな情報をカスタマイズしたり、独自に編み出してきた、おうち勉強法にありました…! お金をかけなくても、ラクに楽しく学ぶことができる! その目からウロコの勉強法を、ゆる~いタッチで綴ります。 【漫画をすべて読む】「ゲームやめさせるわ」ゲーム依存の子どもに母が決意!脱却のために1番効果があった方法とは……
ゲーム依存症だった僕…脱却のために1番効果があった方法
僕は中学生の頃ゲーム依存で、常にゲームをしていました。 母は叱ったり諭したり、1度見放したり、2年近く苦悩していましたが、ある日 「ゲーム依存って、他の依存症と同じで、もっと真剣に治してあげなきゃいけないんじゃないか」 と気がついたそうです。 平和に楽しくゲームで遊ぶだけならともかく、ゲームをやることによって 家に帰って来ない、寝ないで深夜にゲームする、凶暴化する、家族とコミニュケーションをとらなくなる、授業中に寝る… などの弊害があったので、 「ゲームを取り上げるの可哀想」 という気持ちを捨て去ったそうです。 あのときは迷惑に感じていましたが、 本当に今思い出すとどれだけの長い長い時間をゲームに溶かしたのか。 この時間が今手に入ったら、やりたいことがたくさんあるのに…と思うと 「もうちょっと早くに、もっと強めにやめさせて欲しかったな」 取り上げない方が可哀想、とすら思っています。
「あたしやっぱりお前のゲームやめさせるわ」 ある年の冬、母が宣言した。 スマホのゲームは母に制限かけられていて、やれる時間いかに増やすかいつも僕を悩ませていた。 それがある日急に全面禁止!
母は長期間あの手この手で僕のゲーム依存をどうにかしようと頑張っていたが一番効果があったと思うのがこれ。 「『外に出ない』という選択肢はお前にはない!!」
「これ1発でやめれます」 みたいな即効性のある方法ってわけじゃないんですけど、 「早寝早起き、外に出て太陽の光を浴びる。スマホは時間制限されるか没収され手元にない時間を作る」 普通のことだと思いますが、これは本当に心身の健康に良かったと思います。 親は僕が暴れようが暴言を吐こうが哀れみを乞おうが、頑として拒否、一貫して譲らなかったので、おかげで早めに諦めがついてよかったです。 「叱らない、怒らない育児」が推奨されているそうですが、やっぱり悪いことや自分のためにならないことをしたときに激怒されたことで「そんなにダメなことなんだ」と思えたので僕は良かったと思って感謝しています。 ちなみにこの時期、反抗期とゲーム依存の僕に激怒して無理やり朝叩き起こしたり外に連れ出す母の悪口を友達にめちゃくちゃ言ったので、先日母に会った友達が 「お母さん変な人だと思ってたけど、なんだ優しいじゃん」 と言っていました。母には若干申し訳ないです…。
【PROFILE】ぎん太
開成高校に通っていましたが、この春から医大生になりました! 母が考えた勉強法や家族のこと、学校生活をゆる~く綴っていきます。 ブログも書いてますのでフォローしてくださると嬉しいです! *自分や家族、友達の外見や特徴はガッツリ変えて描いてます!(僕を探さないで…) 母の教育法やおうちでの勉強法はリアルですので、参考にしていただけたら嬉しいです!