<アンゴラ村長>「ムチムチと言われるけど、これが標準体形」 大ヒットした写真集「151センチ、48キロ」 タイトルに込めた思いとは(インタビュー前編)
お笑いコンビ「にゃんこスター」のアンゴラ村長さんの初のデジタル写真集「アンゴラ村長『151センチ、48キロ』100ページ豪華版 withTALENTデジタル写真集」(講談社)が好評を博している。5月16日に発売され、各電子書店の写真集部門の週刊ランキングで軒並み1位を獲得。「正直、経費とかまかなえるのかな? 売れるのかな? と心配していたので、こんなに買っていただけてビックリです」と語るアンゴラ村長さんに、グラビアに挑戦した心境や、写真集のこだわりについて話を聞いた。(前後編の前編) 【写真特集】グラビア爆売れが話題のアンゴラ村長! “標準体形”のキュートな魅力
◇「普通さ」にこだわった写真集
アンゴラ村長さんは1994年5月17日生まれ、埼玉県出身の30歳。2017年、「にゃんこスター」結成の5カ月後に“縄跳びネタ”で「キングオブコント」準優勝を果たし、一躍脚光を浴びた。
芸人として活動する中で舞い込んだ今回の写真集のオファー。初めて話を聞いた時を振り返り、「芸人ということにとらわれない仕事も結構やらせていただいていたので、そこは特に葛藤することなく受け入れました。せっかくお話をいただいたのなら、やらせていただきたいなと言う思いでしたね」と語る。
写真集でこだわったことは「普通さ」だといい、「私って本当に普通なんです。自分としては『私が写真集を出していいの?』と思ったくらいです。でも、発売してみたら反響が大きくて、むしろ皆さんが私の良さを教えてくれたようで、それがすごくうれしかったです」と目を輝かせる。
「個性って、もっとはっきりしたものだと思っていたんですけど、『このままでいること』という在り方もあるんだなと学ばせていただきました」
◇「これが標準体型だということを世の中に伝えたい」
そんな“普通さ”が、写真集のタイトルである「151センチ、48キロ」にも詰め込まれている。
「日本肥満学会が出しているデータによると、151センチ、48キロの私は、やせ型でもなく肥満型でもなく、健康で過ごすことができる体重の範囲内にいるそうです。そんな私でも『太った』『ムチムチ』と言われたりするので、これが標準体形だということを、世の中に伝えられたら、という思いで名付けました」と説明。