NHK大河ドラマ「光る君へ」第15話視聴率10・7% 人気タレントの“やらかし”に石山寺公式アカが反応
女優・吉高由里子が主演で平安時代を生きた紫式部を演じるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・午後8時)の第15話が14日に放送され、世帯平均視聴率が10・7%となったことが15日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ) 初回は12・7%。1963年「花の生涯」からの大河ドラマの初回世帯平均視聴率としては1989年「春日局」の14・3%を下回り、歴代最低の数字に。第2話は12・0%。第3話は12・4%。第4話は11・3%。第5話は11・7%。第6話は11・0%。第7話は10・9%。第8話は10・8%。第9話は11・2%。第10話は10・3%。第11話は11・4%。第12話は10・6%。第13話は10・9%。第14話は10・8%。今回は前回から0・1ポイント微減。個人視聴率は6・3%。 1996年「ふたりっ子」(NHK連続テレビ小説)、10年「セカンドバージン」(NHK)などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は06年「功名が辻」に続き2回目の大河となる。物語は平安時代を舞台に、世界最古の長編小説とされる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれる。 第15話は「おごれる者たち」。道隆(井浦新)は、強引に定子(高畑充希)を中宮にし、詮子(吉田羊)を内裏の外へと追いやった。二年後、一条天皇(塩野瑛久)は麗しく成長。道隆の独裁には拍車がかかっていた。伊周(三浦翔平)らに身内びいきの人事を行い、定子のために公費を投じ始める。道長(柄本佑)は兄のやり方に納得がいかない。一方のまひろ(吉高由里子)は、さわ(野村麻純)と近江の石山寺へと出かける。そこで思いもよらない人物との出会いが…という展開だった。 今回は石山寺で道綱(上地雄輔)がまひろと間違え、さわの布団に忍び込むという場面が。放送後、上地は劇中写真を自身のインスタグラムにアップし、「さわ#すまぬ 誠にすまなんだ 謝っても謝りきれぬ」と“反省”のコメント。ネットでは「やらかしてしまいましたね」「ダメでしょ~」などの声が上がり、滋賀・大津市にある石山寺の公式X(旧ツイッター)も「#光る君へ 道綱お寺で何してるんですか!!!」とつっこんでいた。
報知新聞社