【シーバス】最盛期突入!2024年度「要注目」の最新バチ抜けシーバスルアー3アイテムをご紹介!
3月に入り、東京湾ではいよいよ本格的にバチ抜けシーズンイン!暖冬や高水温の影響により多少のズレは起こるものの、各釣り場では多くのアングラーが竿を振っている。そんなバチ抜けハイシーズンに向けて、メーカー各社から今年も「バチ抜け」専用ルアーがリリースされている。今回は注目の3アイテムをご紹介しよう。 【画像】大注目バチ抜けルアー「ヒソカ、ヒエイ、ランザ」のスペックと価格
モアザン ヒソカ150F-SSR(DAIWA)
2022年にオリジナルモデルの120F-SSRがリリースされ、瞬く間に人気バチ抜けルアーの一員となったヒソカ。リリース当初はECサイトや釣具店で購入できない人が続出するほど。関東をはじめ、全国各地でもその実力を証明している。 そんなヒソカのオリジナルサイズが120mmに対し、30mm長くなった150mmモデルが150F-SSR。太さはほぼそのままに、長くすることで120mmではアピールが足りないときなどに効果を発揮。水面がさざ波立っているとき、流れがやや強いときなどにも対応し、アップクロスで投げて流れの中を泳がせてくるパターンも得意だ。 120F-SSRに引き続き、150F-SSRも磁着W重心移動システムを搭載。ボディ内に磁着オシレートの重心移動をふたつ組み込むことで、矢のようにルアーが飛んでいく。平均で50m近くと11gほどのルアーとしては圧倒的な飛距離を実現。また着水後の泳ぎだしの良さも兼ね備えている。 フックは4つ付いているので、口を大きく開けない吸い込むようなショートバイトにもしっかり対応。 細くて長いルアーは飛ばないという定説を覆し、優れた飛距離でスリム系ベイトパターンを攻略するモアザン ヒソカシリーズにさらなる釣果をもたらしてくれるのが150F-SSRなのだ。
ヒエイ123F(ジャッカル)
日本が誇る世界的ルアーメーカーとしても名高い「ジャッカル」。数多の名作バスルアーをリリースしてきたが、近年はソルトルアーシーンにも精力的に参入。昨年秋には同社として10年ぶりとなるシーバス専用ウェイクミノー「ライコ132F」をリリース。 激戦区・東京湾で培ったノウハウを詰め込んだライコはシーバスシーンに大きな旋風をもたらしている。そんな同社の新シーバス専用ルアー第2弾としてリリースされるのが「ヒエイ123F」である。 ヒエイ123Fは冬から春において、東京湾シーズナルパターンの中心となるバチ抜けパターンに特化させたミノーである。 特徴として挙げられるのが、明確に使い分けが可能な「多彩」なアクション。デッドスローでリトリーブすれば、絶妙な幅と強さの引き波を伴った水面でのI字。リトリーブスピードを少し上げ、スローで引くと0~30㎝程度のレンジを揺らぐような弱々しいロールでアクション。さらにミディアムリトリーブに速度を上げれば、か弱くもはっきりとしたウォブリングでアピール。 上記の多様なアクションは巻き速度、流れに対する角度を調整することで明確に使い分けることが可能。また、アップからダウンに入る瞬間のUターン時には、受ける潮流の変化に伴い自動的にアクションが切り替わり、バイトを誘発する。 そしてもうひとつの特徴が「飛距離」。ボディ内部にはマグネット式重心移動システムを採用。さらにボディ後方にボリュームを持たせた矢じり型の形状にすることにより、11.2gと軽量ながらも平均50mを超える抜群の飛距離を実現。沖のボイルや潮目を狙うことが可能。風が強い状況下でも大きなアドバンテージとなる。 明確に使い分けられる多彩なアクションと、平均飛距離50m超えの驚異の飛行性能は、想定されるありとあらゆる状況を網羅し高い威力を発揮するだろう。