北陸が敦賀気比を破り2連覇、5度目の夏甲子園切符 夏の高校野球福井大会2024決勝
第106回全国高校野球選手権福井大会は7月27日、福井県福井市のセーレン・ドリームスタジアム(福井県営球場)で決勝を行い、北陸が敦賀気比を4-1で下し、2年連続5度目の優勝を果たした。 北陸は七回、先頭の梅田悠希が一、二塁間を破ると、小矢宙歌が14球粘って四球を選び無死一、二塁とした。送りバント失敗などで2死となったが、高野翔が低めの変化球を拾って中前に落とし待望の先制点。さらに竹田海士、谷嵜朋史の連続二塁打で3点を加え、計4点を奪った。 先発右腕の井黒晃佑が5回無失点と好投し、六回から登板した右腕竹田海士が最終回の1失点に抑えた。 北陸はノーシードから勝ち上がり、準々決勝で春の県大会を制した福井工大福井を破り、準決勝では昨夏準優勝の福井商業に競り勝った。全国大会は8月7日に阪神甲子園球場で開幕する。
福井新聞社