<リオ五輪女子バレー速報>日本、韓国に1-3完敗で黒星発進
リオ五輪の女子バレー、グループリーグAの日本対韓国戦が6日、現地のマラカナンジーニョで行われ、 日本は、宿命のライバル対決にセットカウント1-3で完敗、黒星発進となった。第1セットは、日本の課題のサーブが冴え、速攻攻撃をうまく使いながら韓国を翻弄したが、第2セットに入ると、韓国のエース、キム・ヨンギョンのスパイクを止められずにペースを奪われ落とした。第3セットも、サーブで崩され、セットカウントを1-2とされ、後がなくなった第4セットは、迫田、山口ら五輪経験者を投入したが、流れを変えることができず、ミスと守備の乱れから日本の攻撃も読まれた。迫田の連続サーブで追い上げたが、このセットも失い、1-3の完敗となった。韓国は勝利ポイント「3」を獲得した。 12か国が参加して行われる女子バレーは、2つのグループに分けられ、それぞれ総当りの予選ラウンドを行い、上位4か国が決勝トーナメントに進む。決勝Tの初戦が、準々決勝で、その後、準決勝、決勝・3位決定戦が行われる。日本は、韓国、カメルーン、ブラジル、ロシア、アルゼンチンのグループAに入った。日本は、8日にカメルーンとグループリーグの第2戦を戦う。 試合開始は、現地時間、朝の9時半。早朝のライバル対決に日本は、セッターに宮下、ポイントゲッターに長岡、ミドルブロッカーに荒木、島村、パスヒッター(ウイングスパイカー)に木村、石井、リベロに佐藤を起用しての先発メンバー。最初の得点は、木村のワンタッチを誘ってのスパイク、長岡も続き連続得点で好スタートした。世界最終予選では、韓国に1-3の完敗していて、木村は、その試合で右手小指を故障した。 大会前に韓国戦欠場の情報が乱れとんでいたが、木村はスタメンに名を連ねた。真鍋監流の陽動作戦。大会前からライバル対決は始まっていたのである。日本は、課題のサーブでペースを握る。宮下、木村、荒木がサービスエースを決めながら、リードを守り、15、16点目は、島村が速攻を決め、これも、また課題とされていたミドルを使った攻撃を織り交ぜて韓国を揺さぶっていく。島村の連続サービスエースが決まり20-13と7点差をつけるなど、重要な第1セットを25-19で取った。