【2025年初日の出予報】太平洋側は晴れてバッチリ予想 日本海側も一部でチャンスあり
2024年も残すところ、きょう29日(日)を入れてあと3日となった。新年を迎える2025年元旦には、初日の出を見に行く人も多いかもしれない。肝心な天気は、太平洋側はよく晴れて、初日の出を見ることができそうだ。日本海側でも、九州北部では晴れやすい見込み。
太平洋側は清々しい晴天のお正月
2025年1月1日(水)の日本付近は、西高東低の冬型の気圧配置となる見通し。そのため、山陰から北の日本海側では雲が広がりやすく、特に北陸から北では雪が降ったりやんだりとなりそう。一方で、太平洋側は広い範囲でよく晴れる見込みのため、初日の出を見ることができそうだ。日本海側でも、九州北部では晴れやすいため初日の出を見ることができる見込み。
各地の初日の出時刻は
2025年1月1日(水)の日の出時刻は図の通り、東京は6時51分、大阪では7時5分などとなっている。なお、明け方から朝にかけては各地とも冷え込みが厳しくなるため、万全な寒さ対策が必要。長時間外にいることが想定されるため、マフラーや手袋以外にもカイロなどを活用して初日の出を待つといいだろう。
初日の出を拝む文化の歴史は意外と新しく、明治以降に盛んになったと言われている。なお、北海道・本州・四国・九州の中で最も早く初日の出が見られるのは富士山頂で、時刻は6時42分。北海道・本州・四国・九州の平地で一番早いのは千葉県犬吠埼(いぬぼうさき)で、6時46分となる。 (気象予報士・鈴木悠)