リバプール戦同点PK失敗のエムバペをRマドリード指揮官が擁護 「自信不足かも」「責めないでほしい」
◇欧州CL1次リーグ第5節 Rマドリード 0-2 リバプール(2024年11月27日 リバプール) 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は27日、1次リーグ第5節が各地で行われ、連覇を狙うRマドリード(スペイン)は敵地アンフィールドでリバプールに0-2で敗れた。5戦全勝の勝ち点15で首位を守ったリバプールに対し、2勝3敗のRマドリードは勝ち点6で30チーム中24位。1次リーグ敗退が危ぶまれる状況となった。 Rマドリードは0-1で迎えた後半16分、途中出場のFWルーカス・バスケスがエリア内で倒されてPKを獲得。だが、キッカーのFWエムバペが右へ蹴ったボールは、コースを読んでいた控えGKケレハーに完璧に止められた。同点のチャンスを逃すと同31分に2点目を許し、CLでは2連敗となった。 今季Rマドリードに加入したエムバペはリーグ戦こそ12試合で7ゴールを挙げているものの、CLでは1得点のみ。爆発的な得点力が失われ、今月はフランス代表からも「現時点では彼にとって良いことだと思う」(デシャン監督)と招集されなかった。 Rマドリードのアンチェロッティ監督は、エムバペの不調について問われ「我々は彼にサポートと愛情を注がなければならない。そうすれば彼はすぐに元気になるはずだ」と擁護。「自信不足かもしれない。試合中にうまくいかないときは、ものごとをシンプルにしておくことが重要だ。複雑にしてはいけない」と述べ、「彼は今、その瞬間を経験しているが乗り越えられる。PKを失敗したからといって責めないでほしい。誰でもPKは失敗する。彼を落ち込ませてはいけない」と訴えた。