北九州モノレール 開業40年 輸送人員は2割アップ
テレQ(TVQ九州放送)
小倉と企救丘の間、約9キロの区間を結ぶ北九州モノレール。1月9日に開業から40年を迎えました。40年を経て何が変わったのでしょうか。 記念式典が開かれたのは平和通駅。40年前の開業当時は、ここが終点の小倉駅でした。 北九州モノレールの上田浩社長は「安全かつ正確で快適なモノレールとして広く利用してもらえるよう、社員一丸となって取り組みたい」とあいさつしました。 北九州モノレールの初乗り運賃は、特別な割引を除いた定期券での算定で180円。開業時は130円で、40年間で4割高くなりました。 一方、当初、年間約1000万人だった輸送人員は、1998年にJR小倉駅まで伸びてつながったこともあり増加。2023年度は年間1200万人と2割増えました。 また2年後の2027年度に有線ではなく無線で列車を制御する仕組みを日本のモノレールで初めて導入します。設備のスリム化やメンテナンス費用の削減ができ、所要時間も短くなる見込みです。 これからも目指すのは安全な運行です。
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