常磐興産の株式公開買い付け、期間延長 米投資ファンド11月5日まで
米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループがスパリゾートハワイアンズを運営する常磐興産（いわき市）を対象に行っている株式公開買い付け（TOB）で、常磐興産は21日、第1回公開買い付けの期間が11月5日までに延長されたと発表した。 これまでは今月24日までの予定だった。同社によると、同グループが新たに財務省に届け出を行う必要が生じたため、延期することになった。外国の投資家が日本の指定の業種にTOBを行う際に必要となる届け出で、同グループは当初、届け出は不要という認識だったという。 TOBは2段階で行われ、第1回は1株1650円で買い付けが行われている。第1回の期間延長に伴い、第2回買い付けの期間も11月1日～12月2日から11月13日～12月10日に変更される予定。
福島民友新聞
