川崎鷹也「“何者”かになりたくて…」“人生の転機”は高3の文化祭!? 当時のエピソードに、こっちのけんと「ちゃんと計算もしてるタイプだ(笑)!」
◆音楽で生計を立てることに憧れがあった
こっちのけんと:この番組ではゲストの方の人生が変わった瞬間、モーメントを伺っていきます。川崎鷹也さんの1つ目のモーメントは? 川崎:「高校の文化祭で初めて人前で歌う」です。 こっちのけんと:高校生で初めて人前で。それまでは音楽ってやっていたんですか? 川崎:まったくやっていないです。地元は栃木の田舎で音楽をやる環境がなくて。(栃木県の中心部の)宇都宮に行けばライブハウスや音楽スタジオはありましたが。地元でカラオケにはよく行っていたので、友達同士で歌うことはよくありました。ただ、ステージの上で人前で歌うことはありませでした。 こっちのけんと:文化祭には立候補したんですか? 川崎:はい。高校3年生、しかも卒業後の進路に悩んでいたんです。進学は考えていなくて、就職先も限られている。どうしようか迷っていたのですが、「“何者”かになりたい」とは思っていました。 こっちのけんと:いい志ですね! 川崎:「俺は何でビッグになるんだ?」と考えたときに、歌うことが好きで、音楽でご飯が食べられて有名になれたら、「俺はすごい!」って思ったんです(笑)。 こっちのけんと:ピュアだなあ(笑)! 川崎:それで、東京に出て音楽をやるなら人前で歌っておかないといけないと。 こっちのけんと:逆算だったんですね!? 当時は弾き語りを? 川崎:いえ、当時ギターはまだ弾けませんでした。 こっちのけんと:ではカラオケ音源を流して? 川崎:あまり喋ったことのない女の子に「君、ピアノ弾けるよね。弾いてくれない?」と聞いて。 こっちのけんと:ええ~! 川崎:人様の歌をカラオケ音源で歌うのは違うなって思ったんです。だったら生演奏だと! こっちのけんと:なんでもうすでにプロ意識みたいなのがあるんですか(笑)。その子のプレッシャー、すごかっただろうなあ。そもそも何を歌ったんですか? 川崎:サザンオールスターズさんの「真夏の果実」です。スローバラードで生徒たち先生たちの心をギュッと掴むわけですよ。 こっちのけんと:ちゃんと計算もしてるタイプだ(笑)! 川崎:2曲目は、HYさんの「366日」です(笑)。 こっちのけんと:狙いにいってるなあ~(笑)。反響はどうでした? 川崎:人前で歌ったのは初めてだったので、「あいつ、歌えたんだ!」みたいな反応でしたね。 こっちのけんと:それはモテますね? 川崎:正直、モテた(笑)。それが1つ目のモーメントです! (TOKYO FM「G-SHOCK presents THE MOMENT」2024年12月13日(金)放送より)