ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、ヘンリー王子夫妻との和解の可能性はゼロ 王子の友人は陰謀論を今も主張
先週、がんの診断を受けたことを公表したキャサリン皇太子妃。テレビ番組「エンターテイメントトゥナイト」の報道によると翌日、一家は現在暮らしているアデレードコテージからサンドリンガムにあるアンマーホールにヘリコプターで移動。皇太子夫妻はイースターの休みに入った子どもたちとここで休暇を過ごすとみられている。 【写真】妻ラブ♡ウィリアム皇太子のキャサリン妃への愛が溢れるフォトアルバム
皇太子妃には世界中からお見舞いのメッセージが寄せられている。ヘンリー王子とメーガン妃も声明を出しただけでなく、直接連絡をとったという。放送局「ITV」のロイヤルレポーターが明かしている。一部のロイヤル専門家からはこれをきっかけにヘンリー王子夫妻とウィリアム皇太子夫妻の関係が改善、仲直りするのではないかという見方も出てきている。
しかし皇太子に近い関係者は和解の可能性はむしろ小さくなったと新聞「テレグラフ」に語っている。皇太子妃とチャールズ国王ががんの診断を受け治療をしている今、「皇太子夫妻にとってヘンリー問題は優先順位の最下位に下がった」と関係者。「皇太子は家族を守るためにできることをこれまですべてやってきた」。今はこれまで以上にそれが重要になっているので「皇太子は皇太子妃のプライバシーを確保し、子どもたちを守ることに集中している」。そのためヘンリー王子のことを考えている暇はないと指摘している。
ヘンリー王子は今年5月、王子が立ち上げたチャリティスポーツイベント、インビクタスの10周年を祝う礼拝に出席するためイギリスに帰国するとみられている。ヘンリー王子の問題を重要だと捉えていない皇太子が王子と対面、和解に向けて話すことはないだろうと関係者は語る。
ちなみに皇太子妃が先週ファームショップに出かける動画を見て「替え玉説」を主張していたヘンリー王子とメーガン妃のお友達でIT実業家のクリストファー・ブジーも、皇太子妃のがんの公表に反応している。ブジーは「皇太子妃を気の毒に思う。全快することを望んでいる」とコメントしつつ「これでこれまで出てきた3枚の彼女の写真はフェイクだということが明らかになった。そして王室はそれを隠蔽しようとしている」とツイート。
「王室は嘘をついている」「イギリスマスコミは彼らが嘘をつくのを助けている。陰謀論といわれるものが本当であることを知りながら、それを『陰謀論』と報じている」と王室やマスコミを批判している。ちなみに彼が言っている3枚の写真とは皇太子妃が発表した母の日のポートレート、ウィンザー城近くで母親のキャロルの運転する車に乗っていた写真、そしてファームショップに出かける様子を撮ったもの。ブジーは「北朝鮮やトランプ政権のようなプロパガンダだ」と激しく非難している。王子と皇太子の今後の関係に加え、ブジーらサセックス派の発言にもイギリスマスコミの注目が集まっている。