ロッテ、連勝が11でストップ!先発・メルセデス、8回1失点の好投報われず…
● ロッテ 0 - 1 阪神 ○ <3回戦・ZOZOマリン> 5月14日のオリックス戦に勝利して以降15試合連続で負けがなかったロッテが、5月12日の日本ハム戦でサヨナラ負けを喫して以来敗戦を喫した。 12連勝をかけて先発マウンドに上がったメルセデスは初回、先頭の森下翔太にいきなりレフトスタンドに一発を浴びたが、持ち味の少ない球数で打たせる投球で凡打の山を築く。 メルセデスを援護したい打線だったが、阪神先発・才木浩人の前に5回までわずか2安打に抑え込まれ、チャンスらしいチャンスを作ることができない。メルセデスは5回以降3イニング連続三者凡退に片づけ、球数は7回終了時点で105球を数えたが、8回もマウンドへ。0-1の8回に二死走者なしから森下に四球を与えるも、中野の打席中に牽制で飛び出した一塁走者・森下をアウトにした。 メルセデスは「初回はコントロールミスでホームランで失点してしまいましたが、それ以降はしっかりと自分の投球ができましたし、野手の皆さんにもいいプレーで助けられて、試合を作ることができました」と、前回登板に続き8回を投げ1失点にまとめた。 なんとか先発・メルセデスの好投を得点に結びつけたい打線は、0-1の8回一死走者なしから佐藤都志也がライトへ二塁打を放つ。ここでベンチは和田康士朗を代走に送り、1点を奪いにいく姿勢を見せる。和田は友杉の遊ゴロで三塁へ進み、二死三塁で岡に打順が回る。1本が出れば同点の好機も岡は空振り三振に倒れた。 0-1の9回は先頭小川が中安、続く髙部の遊安で無死一、二塁。5試合連続9回の得点へライトスタンドのボルテージが一気に上がる。一打同点、一発が出ればサヨナラの場面で4番・ソト、5番・ポランコと続く打順も、ソトが遊併、ポランコが二ゴロに倒れ試合終了した。 4日からは敵地・東京ドームで巨人との3連戦、週末はマツダスタジアムで広島との3連戦。慣れないセ・リーグ球場での戦いが続く。連勝は止まったが、この状態を維持するためにも4日の巨人戦の初戦は勝利したい。
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