始球式で“伝説のOG”を再現 元日本代表GKの引退試合…愛息との一幕でスタジアム大盛り上がり
南雄太の引退試合を12月21日にNACK5で実施
昨季限りで現役を引退した元日本代表GK南雄太が12月21日に引退試合を実施。それに先駆けて行われた始球式に息子が登場し、”伝説のゴール”を再現した。 【実際の動画】南雄太の愛息が“伝説のOG”を再現する様子 南は1999年にU-20日本代表としてワールドユース(当時名称)で、世代別も含め日本サッカー初の世界大会決勝進出のチームで守護神を務めた。当時のチームメートであるMF小野伸二やMF遠藤保仁ら、1979年生まれ黄金世代の面々に加え、MF中村俊輔やMF中村憲剛といった名手たち、柏レイソルやロアッソ熊本、横浜FC、現役引退当時の大宮アルディージャでチームメートだったFW三浦知良やMF松井大輔といった豪華なメンバーが集結した。 そのゲームに先駆け、始球式が行われると南が息子を伴って登場。PKマークにボールがセットされると、南がゴールマウスに立った。そこで、息子はPKを蹴るような助走からボールを拾いあげてゴール内に投げ込んだ。 2004年5月22日のサンフレッチェ広島戦で、ボールを味方に投げようとした際、手元を狂わせて真後ろの自陣ゴールにボールを投げ入れてしまう衝撃的なオウンゴールが現役時代のエピソードとして知られるが、親子でその場面を思い出させる一幕を作り上げて会場を盛り上げていた。
FOOTBALL ZONE編集部