“重鎮”去ったドイツ代表…指揮官がハヴァーツの成長を絶賛「非常にクレバーになった」
ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が、アーセナル所属の同国代表FWカイ・ハヴァーツについて言及した。9日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。 現在25歳のハヴァーツはレヴァークーゼンで頭角を表し、2020年夏にチェルシーへ完全移籍で加入。同クラブではチャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献したものの、期待以上の活躍を見せることはできず、昨年夏にアーセナルへ活躍の場を移した。昨シーズン開幕当初は適応に苦戦したが、最終的には公式戦51試合に出場し、14ゴール7アシストをマークするなど躍動。今シーズンもここまで3試合に出場し2ゴール1アシストを記録している。 そんなハヴァーツはナーゲルスマン監督率いるドイツ代表でも主力として活躍。今月のインターナショナルウィークに先立っては、マヌエル・ノイアー(バイエルン)やイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)、トニ・クロース氏、トーマス・ミュラーら“重鎮”が去ったチームにおいて、新たに副キャプテンに就任したことが報じられた。ナーゲルスマン監督は信頼を寄せる25歳のアタッカーについて次のように言及している。 「カイはこの2年間で大きく成長した。彼は多くのポジションでワールドクラスになれる才能を秘めている。信じられないほど走るし、非常にクレバーになった。フィニッシュについては時に運が足りないこともある。共同でキャプテンを務めることは非常に良いことだろう。彼は頭が良いし、とても思慮深く、謙虚だ。彼がこれからも自分自身を信じ続けるよう願っているよ」 なお、ハヴァーツは先日行われたハンガリー代表戦にもフル出場。終盤にPKでネットを揺らし、5-0の大勝に貢献した。現地時間10日にはオランダ代表との試合が予定されている。
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