シリーズ最新作『エイリアン：ロムルス』に登場するフェイスハガーの小道具を動かす映像が公開 カサカサと這い回る姿は恐怖そのもの

「エイリアンの日」である4月26日にちなみ、シリーズ最新作『エイリアン：ロムルス』で監督を務めるフェデ・アルバレスが、小道具のフェイスハガーが実際に動いている様子を収めた動画を公開した。 「エイリアン：ロムルス」画像・動画ギャラリー アルバレスは、リモコンカーに搭載された機械式のフェイスハガーが、肥大化したカブトガニのように撮影現場の床をカサカサと走り回る様子を撮影した動画をXに投稿している。 「昨年の夏は『エイリアン：ロムルス』の現場でお気に入りのおもちゃで遊んでた」とアルバレスはツイート。「みんな、エイリアンの日おめでとう！」 なお、みんなの悪夢の根源となる本作のフェイスハガーは、ニュージーランドの特殊効果・小道具会社であるWētā Workshopが制作したものだ。 アルバレスはIGN USが以前行ったインタビューで、「エイリアン」シリーズのクリーチャーでいちばん怖かったのはフェイスハガーだと答えている。こうした理由から、本作でケイリー・スピーニー演じる主人公とフェイスハガーの大群を対峙させることに決めたようだ。 「フェイスハガーに捕まったらどうなるかと考えると、ゼノモーフのほうがいいと思うでしょう。フェイスハガーに捕まってじわじわ殺されるよりも即死を望みますよね」とアルバレスは言う。「概念としてはものすごく怖いものです。ある意味、本作で起こった多くのことはおなじみのことですが、厳密に言えば1作目以降は起きていないことですし、ほかの作品では別のバージョンを示唆していました。しかし、本作では多くの点で忠実を貫きました」 『エイリアン：ロムルス』は、ゼノモーフに寄生されている遠く離れた宇宙ステーションに閉じ込められた、宇宙入植者の若者たちの姿を描く単独作品。スピーニーのほか、デヴィッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセド、スパイク・ファーン、アイリーン・ウーらが出演する。 『エイリアン：ロムルス』は2024年9月6日劇場公開。