【ベトナム】IPPG、中国企業と免税店出店加速
ベトナムのコングロマリット(複合企業)アイメックス・パンパシフィック・グループ(IPPG)はこのほど、免税店を運営する中国国営企業、中国免税品集団(CDFG)と観光・貿易分野での戦略的協力覚書を交わした。ベトナムと中国間の観光交流の拡大を目的としている。ダウトゥ電子版が報じた。 IPPGは覚書を通じて、CDFGと協力して中国人観光客のベトナムへの誘致を図る。南部ホーチミン市、中南部カインホア省ニャチャン市、北部クアンニン省モンカイ市の3カ所に免税店を開設し、中国人客をターゲットに免税品を販売する。 IPPGのジョナサン・ハイン・グエン会長は、「CDFGの免税品展開は非常に迅速で効果的だ」と語り、同社との提携の意義を強調している。