【山口県】[光市長選・光市議選]候補に届け!高校生の声 聖光高と光高に期日前投票所
光市選管(門出肇委員長)は18歳になった高校生に参政権の意識を高めてもらおうと、24日に聖光高▽25日に光高に期日前投票所を設けて、生徒や教職員、近隣住民らが投票した。周南3市の高校に期日前投票所が設けられるのは初めて。 聖光高では昼休みや放課後に生徒が投票した。同校によると3年生172人のうち光市在住で誕生日を迎えたのは32人で、大半の生徒が投票に訪れた。 投票所は校内にある聖光幼稚園の旧園舎に設けられ、市長選用▽市議選用▽衆院選小選挙区用▽衆院選比例代表と最高裁判所裁判官国民審査用の4つの投票箱が置かれた。
投票に訪れた生徒や教職員らは、記載台に書かれた候補者名や政党名を確認しながら投票用紙に記入し、投票箱に入れていた。 綜合ビジネス科情報ビジネスコース3年生の小川拳(つよし)さん(18)は「初めての投票で緊張したけど、大人の仲間入りをした気持ちになった。この一票が光市や日本の暮らしをよくすることにつながってほしい」と期待を込めた。 最初に投票に訪れて投票開始前の投票箱の中に何もないことを確認する「零票確認」をした社会科の田川達也教諭(52)は「校内での期日前投票は生徒にとってとてもいい取り組み。投票を通じて参政権への理解を深めてほしい」と話していた。