新しいKindle端末が4種もリリース!あなたにぴったりな1台はどれ?
Colorsoftの登場で、ついにKindleもカラーに
新しいKindleモデル「Colorsoft Signature Edition」が、ついに登場しました(ただし、日本では未発売)。 ベースになっているのは新型のPaperwhiteですが、最新のカラーE-Inkディスプレイが搭載されているのが大きな違いです。 このカラースクリーンは、本の表紙やグラフィックノベル、一部のマンガを表示するために設計されています。 読書体験そのものは、モノクロスクリーンとほとんど変わりませんが、さまざまな色でハイライトをつけることができます(やり方は、スマホ/タブレット用のKindleアプリと同じです)。 このディスプレイの基盤になっているのは、E-InkのKaleido技術ですが、Kindle端末用に開発された、まったく新しいディスプレイスタックが使われています。 カスタムデザインの波形が施された新設計の酸化物バックプレートにより、モノクロとカラーの両方で、速いパフォーマンスと高いコントラストを実現しました。 また、カスタムデザインの窒化物LEDによって、色がぐっと鮮明になり、明るさも増します(そのせいで細部がぼやけることもないでしょう)。モノクロのコンテンツはPaperwhiteと同じく300ppiで表示されますが、カラーに切り替えると、解像度は150ppiに下がります。 Colorsoftはワイヤレス充電にも対応しており、バッテリーの持続時間は8週間です。防水機能付きで、価格は289.99ドル(約4万4000円)~となっています。
AI化するScribe
Scribeの最新モデル(第2世代)は、旧モデルから若干アップグレードしました。 モノクロE-Inkディスプレイのサイズは大型の10.2インチ、解像度は300ppiで、これは旧モデルから変わっていませんが、縁がホワイトになりました。また、紙のようなコーティングが施されたスクリーンは、ベゼルと同じ高さになっています。 このモデルの大きな特徴はAIです。電子書籍やPDFをマークアップすることはできませんが、搭載されている新機能により、ページにハイライトや注釈をつけることができます。また、手書きのメモを添付すると、そのメモはページの余白に保存されます。 KindleのAIは、数ページ分の手書きメモの要約も手伝ってくれます。おまけに、手書きメモをきれいに整えて読みやすくする新機能も搭載されました。 Scribeの最新モデルも、価格が旧モデルから値上がりして5万6980円~。発売予定日は12月4日です。ちなみに、これらのAI機能は、Scribeの旧モデルにも追加されることになっています。