岐阜大学と測量会社で働いていた男性が自殺 心理的負荷の重なりが原因として労災認定
大学と会社で働いていた男性が自殺したのは、2つの職場での心理的負荷が重なったことが原因として、労災認定されていたことが分かりました。 代理人弁護士によりますと2021年5月、岐阜大学で研究者として勤務しながら測量会社でも働いていた、当時60歳の男性が自殺しました。 名古屋北労働基準監督署は、それぞれの職場での心理的負荷が重なったことが原因で自殺したとして、今年4月に労災認定しました。 それぞれの職場での心理的負荷の程度は「中」でしたが、総合的には「強」と判断しました。 代理人弁護士は「複数の職場のストレスを全体的に評価して労災認定したケースは珍しい」としています。 岐阜大学は「本件については、適切に対応しており、労働基準監督署から指導を受けていません」とコメントしています。