【台風10号】静岡県に線状降水帯発生の可能性 連日の豪雨ですでに土砂崩れも
日テレNEWS NNN
台風10号接近に伴い、静岡県内は大気が不安定な状態が続き、気象庁は、静岡県に線状降水帯が発生する可能性があると警戒を呼びかけています。 静岡県内では連日、ゲリラ豪雨に見舞われ、27日未明には浜松市中央区で、1時間あたり50ミリの非常に激しい雨が降りました。連日の雨の影響で、浜松市天竜区では26日、土砂崩れが発生し、倉庫1棟が巻き込まれましたがけが人や民家への被害はなく、市は周辺の4世帯7人に避難指示を出しています。 気象庁は、27日午前にも静岡県内で線状降水帯が発生して、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があると発表しているほか、遠州北・遠州南に大雨警報、遠州南に洪水警報を発表していて、今後も警戒するよう呼びかけています。 また、東海道新幹線は27日朝、浜松駅から豊橋駅間の雨量が規制値に達したため一部区間で運転を見合わせましたが、午前9時過ぎに全線で運転を再開しています。