【MLB】ブリュワーズが2年連続の地区優勝へマジック7 有望株チョーリオは史上最年少で「20-20」を達成
【ブリュワーズ3-0ジャイアンツ】@オラクル・パーク
日本時間9月13日、ブリュワーズは敵地オラクル・パークでのジャイアンツ3連戦の最終戦を迎え、先発フランキー・モンタスの好投もあって3対0で勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、2年連続の地区優勝に向けてマジックナンバーは「7」となった。モンタスは6回2安打無失点の好投で7勝目(10敗)をマーク。ブリュワーズ4番手のデビン・ウィリアムスが11セーブ目を挙げ、ジャイアンツ3番手のカミロ・ドバルは四球1つと暴投3つで先制点を献上して2敗目(5勝)を喫した。 【動画】ブリュワーズのジャクソン・チョーリオが史上最年少で「20-20」を達成する 3連戦の最終戦はモンタスとヘイデン・バードソングの両先発の好投によりロースコアの接戦となり、6回まで両軍とも無得点。7回表、ブリュワーズは先頭のウィリー・アダメスが四球を選んで出塁すると、ジャイアンツ3番手のドバルが3つの暴投を犯し、無安打で先制点をゲットした。8回表には有望株ジャクソン・チョーリオに20号2ランが飛び出し、20歳のチョーリオはメジャー史上最年少で「20-20」を達成。3点のリードをセットアッパーのトレバー・メギルとクローザーのウィリアムスが守り抜き、3連戦の最終戦は4投手による5安打完封リレーとなった。 ブリュワーズは2位カブスに9ゲーム差をつけ、ナ・リーグ中地区の首位を独走。2位カブスは試合がなかったため、勝利したブリュワーズのマジックナンバーは1つ減って「7」となった。現在75勝71敗のカブスは残り試合に全勝すれば91勝71敗となるが、ブリュワーズとカブスの直接対決はブリュワーズが勝ち越しているため、ブリュワーズは今季91勝目を挙げた時点で地区優勝が決まる。今日の試合を終えて84勝62敗となったブリュワーズは、カブスが残り試合に全勝しても、あと7つ勝てば2年連続の地区優勝が決定するというわけだ。